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恵那市岩村町の放課後等デイサービス「りんごクラブ」の子どもたちが3日、小麦の種まきから製粉、成型まで、すべて自分たちで手掛けたパンを賞味しました。
小学生から高校生まで33人が登録する同施設では、子どもたちに楽しみながら社会性や協調性を育んでもらおうと、農作業を導入。
小麦栽培もその一環で、一昨年初挑戦しましたが、収穫寸前、スズメの被害で断念。昨年11月、再度種をまき、今年6月に収穫。はざに掛けて天日干しした後、千歯こきや唐箕など昔の農具を使って脱穀し、石臼を使って製粉しました。
当日は職員の指導でイースト菌やバターなどを混ぜ発酵させた生地で、動物型のパンやウインナーロールを成型。職員にオーブンで焼いてもらい、皆でおやつに食べました。
高校1年生の女子生徒は「皆で作業するのが楽しかった。特別おいしいです」と笑顔。管理者の齋藤寿久さんは「長い道のりでしたが、皆よく頑張りました。自信や、食べ物を大切にする気持ちが育ってくれればうれしい」と話していました。