生産者の想いがこもった野菜のグルメで地域の農業を守りたい!
中津川市下野のアボウオーキッド隣に、地元の採れたて野菜を使ったカレーとキッシュのお店「田畑denpata(デンパタ)」がオープンしました。
オーナーシェフは、洋ランとトマトの生産直売を行うアボウオーキッド社長の安保博貴さん(43)=写真左。
農産物の価格が生産者ではなく、市場に決められることに、疑問を感じてきた安保さん。2年前、「地元の農業を守るためにも、野菜や米を生産者が決めた価格で買い取り、加工して提供するシステムをつくろう」と決意。先月、開業にこぎつけました。
おしゃれな花飾りに癒される店内のテーブルは、周辺の山から切り出した11種類の木を使った特注品。営業時間は午前9時30分―午後5時で、ランチタイム(11時―14時30分)は、自社栽培の「あぼうトマト」とスパイス、塩のみで味付けしたスパイスカレーと、生地から手づくりした地元野菜たっぷりのキッシュのプレートランチを提供。
昭和レトロプリン、生パイなどのデザートや、「あぼうトマト」の絞りたてジュース、新生姜の自家製ジンジャーエール、「緑の館」の豆を使用したコーヒーなどドリンクも豊富。
月・火曜定休(祝日営業)。
フラワー教室
アボウオーキッドでは、特定日(7月は13・14日―)の午後3時―5時、安保社長の妹で、フラワーデザイナー・国際園芸アカデミー講師の有美さん=同右=がフラワー教室を開講。寄せ植えやアレンジ花、リースなどを製作し、完成後は隣のカフェでティータイム。受講料は材料代、1ドリンク+ケーキ代含め5500円―。申し込みはTEL 0573(72)4187へ。