空き店舗利用してシェアキッチン「極楽食堂」きょう２日午後６時、「ノンアル居酒屋」が開店【恵那市岩村町】

きょう２日、恵那市岩村町飯羽間の国道257号沿い明知鉄道極楽駅東に、空き店舗を活用したシェアキッチン「極楽食堂」がオープンします。

シェアキッチンとは、１つの厨房設備を、複数の料理人で共有しながら料理を提供する施設。昨年、同所で36年間営業していた飲食店「松月」が閉店。好立地で駐車スペースも広い店舗が空き家になっていることを知った一般社団法人「えな健幸生活支援隊」のメンバーが、法人事務所と食堂を兼ねて賃貸契約を結び、活用することにしたものです。

それぞれ本業があるため、希望者が曜日別に自分の店を出したり、イベントを開いたりしてシェア。毎週土曜日は「ノンアル居酒屋」火曜日は「カレーうどん」の店を営業するほか、カフェや精進料理などの店を不定期営業。この日はプレイベントで、缶詰などの備蓄食料を食しながら、専門家と防災について語り合う「ローリングストックバー」を開きライブ中継しました＝写真。

オープン初日のきょう２日は、「『楽しい会話』が一押しメニュー」という「ノンアル居酒屋」が開店し、ノンアルコール飲料と手作り総菜を提供（18時—22時）。５日は、“コクにこだわった”特製「カレーうどん」（18時—23時）の店がデビュー。

メンバーは「感染対策を徹底しながらも、コロナ禍で分断された人と人とのつながりを回復していきたい」と張り切っています。