10月14日、恵那文化センター大ホール(恵那市)で開催される「第2回 恵奈人による恵那の音楽祭」の運営委員会は、オーケストラをバックにベートーヴェンの「第九交響曲」を歌う合唱団員を募っています。参加無料。
恵那・中津川市とその周辺地域在住の高校生以上であれば経験・技量は不問。13回の練習に極力参加し、前日・当日のリハーサルに参加できることが条件で、いすや車いすでの参加も可能です。4月から練習を始め6月までは発声、ドイツ語の発音等を練習。経験者は後半から参加することもできます。
同音楽祭は一昨年、儒学者佐藤一斎の生誕250周年を記念して開催し、今回は「第39回国民文化祭」「清流の国ぎふ」文化祭2024の一環。「第九」の初演と一斎の「言志録」の出版が共に1824年で今年が200年目にあたり、一斎の思想と音楽観が「第九」に通じることから企画されました。コンサートに先立ち、恵那市出身のリコーダー演奏家、古楽研究家で、『秘密諜報員ベートーヴェン』(新潮新書)などの著書がある古山和男さんが、「第九」を面白く聴くためにレクチャー。生演奏を伴って楽章・旋律の意味を解説する、他に例のない催しです。
申し込みは31日までにQRコードから、または申し込み用紙を恵那市生涯学習課・恵那文化センターに提出。詳細問い合わせは☎0573(26)2111へ。