
10年以上、キュウリの有機栽培に取り組んでいる恵那市大井町の恵那農業高校で、初のキュウリ収穫体験イベントが行われました。
SDGsへの関心が高まる中、農業の魅力に触れてもらいながら有機栽培に対する理解を促し、持続可能な農業の普及に貢献しようと企画。市内の親子30人が参加しました。
当日は、実際に栽培している園芸科学科野菜専攻の3年生9人が中心となって運営。収穫法の説明やキュウリに関するクイズに続き、野菜温室に移動して実際に収穫=写真。袋詰めにするまでを体験しました。
最後に、化学合成した肥料や農薬、遺伝子組み換え技術を使わず、環境への負荷を極力低減する有機農業の特長を説明。参加者は「楽しく収穫体験でき、有機栽培についてもよく理解できた」「今後は有機JISマークの付いた農産物を買いたい」などと話していました。