「けいほううぇぶ」は中津川市[中津川市・福岡町・付知町・加子母・蛭川]・恵那市[恵那市・岩村町・明智町]を中心とした、地域密着情報サイトです。

中津川市・恵那市のピックアップ記事

高齢者の知恵と経験生かし「生きがい就労、まだまだやれる!」輝け地域と高齢者!「so-ya中津川」が「五平餅クッキー」発売【中津川】

投稿日:2025年2月28日 更新日:

「生きがい就労、まだまだやれる!」を合言葉に、高齢者の知恵と経験を生かしたソーシャルビジネスに挑戦する中津川市の多世代女性ユニット「so‐ya(そーや!)中津川」が、第一弾の「五平餅クッキー」を発売。Makuakeでクラウドファンディングを募ります。 

「現役世代のようにはいかなくても、得意なことで人の役に立ちたい」「社会と関りを持ち続けることで、心身の健康を保ちたい」。

訪問介護に携わる中でこうした思いを強くした代表の田口節子さん(72)=千旦林=と、かつて配食サービス等高齢者福祉に尽力していた大山文枝さん(76)が思いを同じくし、賛同した40・50代の女性計7人で会を立ち上げたのは一昨年。

東濃東部の方言「そーや(そうだね、いいね)」から命名。ソーシャルビジネスを展開する企業の代表にアドバイスを受け、最初に取り組んだのが、食品販売事業で高齢者の働く場をつくること。

栗きんとんに匹敵する新名物を売り出して地元を盛り上げると同時に、「高齢者がつながり、力を発揮する場を」と、会員宅の一部を改築。菓子製造業許可を取得し、「米粉を使ったご当地クッキー」の開発に乗り出しました。

折しも、自宅で菓子工房を営む元介護士の加藤千恵さん(43)=苗木=が仲間に加わり、一気に加速。地域を代表する郷土料理「五平餅」の味と風味を焼き菓子に封じ込め、全国の人に届けようという挑戦が始まりました。

素朴な「おばあちゃんの味」に近づけるため小麦粉やバター・乳製品は使わず、米粉・醤油・きび砂糖などを使用。タレは各家庭の味を持ち寄り「クッキーに最適な味を」と試行錯誤。初めてなのにどこか懐かしい「ふるさとの味」を完成させました。

一度素焼きしたクッキー一枚一枚に丁寧にタレを塗り、二度焼きして仕上げる工程=同下=も五平餅と同じ。軽食にもなるボリューム感と栄養価が自慢です。

-中津川市・恵那市のピックアップ記事
-, , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

3年ぶりイベント復活 歴史ある町並みにおひな様を展示 「いわむら城下町のひなまつり」 4月3日まで あす5日はオープニングイベント【恵那市岩村町】

恵那市岩村町の重要伝統的建造物群保存地区で1日、恒例の「いわむら城下町のひなまつ …

明智町門野地域農泊推進協議会が始動!名産!?ドジョウの新商品試食会【恵那市明智町】

古民家を活用した農泊を核に地域活性化を図ろうと発足した恵那市明智町の同町門野地域 …

14日の「ぎおんばジャンボリー」中学生が盛り上げ クイズや賞など企画満載 当日の司会・進行も【中津川市えびす町】

14日(水)午後6時30分から、中津川市えびす町のふるさとにぎわい広場で開かれる …

阿木の魅力を世界へ発信! 名大生が住民の協力でインバウンド向け体験ツアー 14日の夏祭りで感謝の花火【中津川市阿木】

中津川市阿木地区で7月5日、地元の魅力を発信する外国人向け体験ツアーが行われ、企 …

地元出身医師が「就労継続支援B型事業所」開設【中津川市蛭川】

中津川市蛭川出身の医師・榊間勝利(さかきまよしかず)さん(55)=名古屋市=が、 …

中日岐阜サービスセンター