中津川市蛭川出身の演歌歌手遠山洋子さん(TNN Record)が28日、国指定史跡・苗木城跡を歌った新曲「赤壁城(せきへき)の夢址(ゆめあと)」をリリースします。
遠山さんは、昭和歌謡のヒットメーカーとして知られる作曲家、故櫻田誠一さんの最後の愛弟子。2002年、東海ラジオ推薦曲「なごり宿」でメジャーデビューしステージ、テレビ、ラジオ等で活躍してきました。
櫻田さんの13回忌にあたる今年、亡き師が遠山さんのために書き残した遺作を、発売するのが決定。「中津川音頭」(中津川市後援ソング)など、櫻田さんとのコンビで数々の作品を提供している作詞家小野塚清一さんが詞を付けました。
赤壁城の異名を持つ苗木城・城跡の佇まいを櫻田メロディーに乗せて届ける名曲で、苗木地域まちづくり推進協議会では「2年後の苗木城築城500年に向け、地域の盛り上げに一役買ってくれるのでは」と期待を寄せています。
3月1日―3日は、岩寿荘で新曲発表会を兼ねたディナーショーを開催。各日、昼の部(12時30分―)と夜の部(18時30分―)の2回開かれ、料金は日帰り10000円、宿泊18000円。詳細、問い合わせは℡0573(45)2188岩寿荘へ。