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中津商業生が「伝統野菜・菊芋」活用 6次産業に初挑戦 菊芋が新漬けで発売 秋には新たな特産品を発売予定【中津川市駒場】

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中津商業高校(中津川市駒場)の生徒らが地元企業と連携し、課題研究の一環として栽培した菊芋が新漬けとなって発売=写真上。今秋には生徒らが発案・監修した「飛騨・美濃伝統野菜」の新製品を発売する予定です。

菊芋(県認定「飛騨・美濃伝統野菜」)は、恵那市岩村町の農事組合法人が栽培を始め1988年、漬物に加工して「およねさん」の商品名で発売。年間60㌧を加工し、その後、菊芋が健康食品として注目され、さらに需要が増大しましたが、高齢化等で3年前、組合が解散。販売中止後も「およねさん」を望む声が絶えず、引き継いだ中津川市落合の土産物卸会社「宴物産」の杉﨑栄治社長が復活。自社の圃場で栽培も始めました。

昨春、それを知った当時の3年生は、「地域活性化に貢献する伝統野菜の6次産業」に魅力を感じ、杉﨑さんの協力を得て学校の畑で菊芋を栽培。商品開発やパッケージデザインに取り組みました。コロナ禍で新商品発売には至りませんでしたが、宴物産の圃場で生徒らが収穫した菊芋が、新漬けとして発売。先輩たちの思いを受け継いだ新3年生がプロデュースした新製品が11月の六斎市で発売される予定で、「すごい可能性を秘めた地域資源。同世代も食べたくなる商品に仕上げたい」と生徒たち。杉﨑社長は「若い人の力とアイデアで菊芋の未来が拓け、ありがたい」と期待しています。

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