
恵那市三郷町野井の武並神社で10月12日例大祭が営まれ、市有形民俗文化財の「重箱獅子」が奉納されました。
この獅子舞は、「戦国時代、野井に追い詰められた徳川家康が、祭りの酒宴で重箱をかぶって獅子舞をまねる里人に紛れ、追っ手を逃れたことに由来する」とされ、一説に450年の歴史があると言われています。
当日は神事、「浦安の舞」奉納に続き、地元の高校1年生・丸山幸之介さん、西尾康輝さんらが、夏休み中から稽古を重ねてきた獅子舞を披露=写真。笛や太鼓のお囃子(はやし)に合わせ、金色の雄獅子と銀色の雌獅子が息の合った舞を繰り広げ、境内いっぱいに詰めかけた参拝客から大きな拍手が送られました。
また今年は、地元の書家市川恵一さんの揮毫(きごう)を、氏子総代で版画家の市川彰さんが版木に彫り、デザイナーの安藤陽夏さんが描いた重箱獅子のイラストを配した特製御朱印も頒布。好評に応え、神社では「歳旦祭」など祭事の際に頒布する予定です。
 
										 
											 
											 
											 
											 
											
 
											 
											 
											 
											