「けいほううぇぶ」は中津川市[中津川市・福岡町・付知町・加子母・蛭川]・恵那市[恵那市・岩村町・明智町]を中心とした、地域密着情報サイトです。

中津川市・恵那市のピックアップ記事

110㌢、米2合の“メガ五平もち”作り、山の神様に安全祈る【恵那市山岡町】

投稿日:2022年4月1日 更新日:

長さ110㌢もある“メガ五平もち”を山の神様に備え、安全を祈願する「山の講」が3月9日、恵那市山岡町馬場山田の飯高地区で行われました。

毎年旧暦2月7日に行われている伝統の祭り。昔は神様が祭られている山の中で米を炊き、木の枝に付けて焼いていたそうですが、現在は飯高観音として知られる萬勝寺向かい側のかんのん茶屋裏庭で行っています。

串は直径3―4㌢のリョウブの木で作り、

一本に付けるご飯は米約2合分(約600㌘)。今年も地区の9世帯が集まり、2升あまりの米を炊いて10本の五平もちを作りました。

大きさが大きさだけに、ご飯を握りつけるのも串を地面に挿し、両手で豪快に=写真下。住民手作りの専用グリルを使い、落花生と醤油、砂糖で作った秘伝のたれを付け、手返ししながら、炭火でじっくり焼いていきます。

20―30分かけてこんがりと焼き上げると、そのうち1本を山の神様に備えて読経。お下がりが配られて祭りが終わると、1本ずつ各家庭に持ち帰り、一年間の安全と無病息災を願いながら家族で賞味しました。

今年、地区の代表を務める丸山貴司さんは、「長年受け継がれてきた地域の伝統を大切に、次世代に伝えていきたい」と話していました。

「この記事は動画でもご紹介しています」

-中津川市・恵那市のピックアップ記事
-, , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

開校150年を記念落合で発表会【中津川市落合】

生まれ育った落合や母校の歴史を学び多くの人に伝えよう― 開校150年を迎えた中津 …

夏バテ解消!元気の出る調味料「アジメこしょうドレッシング」が発売10周年、10万本突破!【中津川市落合】

土産物製造卸会社「宴物産」(中津川市落合)の「アジメこしょう入り ドレッシング& …

「ギャラリーなかむら」【恵那市明智町】

食器に描いた“リアルすぎる料理の絵”で話題の洋画家中村裕二さん=土岐市=の作品を …

恵那農高で有機栽培キュウリの収穫体験【恵那市大井町】

10年以上、キュウリの有機栽培に取り組んでいる恵那市大井町の恵那農業高校で、初の …

蛭川防災士協議会が防災紙芝居お披露目 蛭川小学校の防災スクール【中津川市蛭川】

「防災の日」の9月1日、中津川市蛭川小学校で開かれた「防災スクール」で、蛭川防災 …

中日岐阜サービスセンター