“殺処分ゼロ”を目指して放置動物の保護活動等に取り組み10周年を迎えた中津川市の特定非営利法人「命の応援隊」(平岩君枝代表)が、活動資金づくりのための「チャリティ カレンダー2021」を発売。15日午前10時―午後3時、同市新町の「ねこのて」2階で、チャリティバザーと保護猫の譲渡会を開催します。
地元の動物愛好家や獣医師など14人で構成する同NPOは2011年に設立。野良猫を捕獲して避妊手術を受けさせ元の場所に戻すTNRや、地域住民委託できる猫に不妊手術を受けさせる地域猫活動、里親探しなどに尽力。命の大切さを伝えるため、小・中学校での授業や映画上映なども行ってきました。
恵那保健所管内は県内でも最も殺処分が多い地域とされ、昨年は保健所からの引き取りや野良猫・子猫の引きで計300匹以上。100匹近くの野良猫などに不妊手術を受けさせて会員が手分けして預かり、餌代や手術代などを負担しています。
そこで、同市から春日井市に移住してねこカフェ「New Journey」を営む会員の吉田哲也さん夫妻が発案し、保護猫をモデルに作成したカレンダーを発売。壁掛けと卓上(同)の2タイプで、価格は共に1100円(税込、送料150円)。収益金は全額、活動資金に充てます。
さらに15日には10周年を記念し、初のチャリティバザーを開催。カレンダーと会員が持ち寄った日用品などを販売し、保護猫の譲渡会も併催。平岩代表は「同じ命を持つ犬・猫と人間が共生できるよう努めていますが、個人負担には限界があります。今後も活動を継続するため、多くの方にご理解、ご協力をいただきたい」と呼び掛けています。カレンダーは前田動物病院(中津川市茄子川)、原動物病院(同市かやの木町)でも取り扱い。
11月27日に平岩様にお電話をした者です。お手数ですが、援助金の送付先をお教えください。よろしくお願いいたします。