「けいほううぇぶ」は中津川市[中津川市・福岡町・付知町・加子母・蛭川]・恵那市[恵那市・岩村町・明智町]を中心とした、地域密着情報サイトです。

中津川市・恵那市のピックアップ記事

「杵振り花馬まつり」 花馬復活50周年記念し“ミニ芯花”を販売【中津川市蛭川】

投稿日:2024年4月5日 更新日:

14日、中津川市蛭川で開催される「杵振り花馬まつり」で、花馬復活50周年を記念して、花馬の背中を飾る芯花のミニチュアを販売します。

杵振り踊りの後、金の幣束を背負った神馬と、しない花を背負った花馬が安弘見神社の石段を駆け上がる儀式は、祭りに欠かせないクライマックス。

起源は数100年前と言われますが、60年ほど前、耕運機の普及などで村内(当時恵那郡蛭川村)に馬がいなくなり、やむなく中止。約10年間、杵振り踊りだけの奉納が続いていました。

しかし昭和49(1974)年、村民有志が復活させ、その時、馬方を務めたのが花馬保存会の永冶兼明会長(75)。永冶会長の地元が、今年、10年ぶりに花馬の当番を務める和田・今洞区だったことから、保存会と両区が協力し、花馬復活50周年の記念品を作ろうと計画。花馬が背負ったしない花の中心を飾る芯花の縮小版を製作し、販売することにしました。

花馬唄に「だれが作ったか、ヤレ 馬の背の花や、トンボにチョウチョ」と歌われるように、芯花にはボタンなどの花に加え、トンボとチョウの飾りを付けるのが伝統。

花は障子紙を貼り合わせ、トンボ等はA3サイズのアクリル板に下絵を描き、カラーテープを貼って彩色した後、カッターで切り抜いたもので、全て手作り。干支の龍や蛭川名物のヒトツバタゴなども加え、若い花馬保存会員には作り方を伝授。区民有志と協力して約100個を完成させ、まつり当日、神社境内で、1つ1500円で販売します。永冶会長らは「豊作・繁栄のシンボルとして飾っていただき、花馬という伝統文化を末永く継承してほしい」と話しています。

-中津川市・恵那市のピックアップ記事
-, , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

人手不足解消の切り札!新在留資格「特定技能」活用 日本で働きたい外国人と企業つなぐ 総合人材サービスジャパンネット【中津川市千旦林】

深刻な人手不足を補う目的で一昨年創設された「特定技能制度」。この新たな外国人人材 …

18日東美濃ふれあいセンターで世代経験問わず楽しめるスポーツ体験イベント“世界最古の対戦頭脳ボードゲーム”も【中津川市茄子川】

中津川市レクリエーション協会と総合型地域スポーツクラブ「中京学院大学クラブ」、中 …

ヒガシが「おめでとうセール」 スクール用品が10%オフ【中津川市太田町】

JR中津川駅前の「スクールショップ ヒガシ」(中津川市太田町)店頭に、今年も新春 …

大井宿明治天皇行在所で子どもたちが歌舞伎体験【恵那市大井町】

恵那市大井町の中山道明治天皇大井行在所で、子ども対象の「歌舞伎体験」が行われまし …

恵那市造園緑化協会と「ふれあいの家」利用者が岩村城跡内の八幡神社周辺の環境整備【恵那市岩村町】

10月末、恵那市で開催される「第29回全国山城サミット恵那大会」に向け、同市造園 …

中日岐阜サービスセンター