中津川市下野のあぼう農園では、『情熱の真っ赤なとまと』が旬を迎えています。
洋蘭の生産直売で知られるアボウオーキッドのトマト部門で、2012年から、県中山間農業研究所中津川支所で研究開発された3S栽培を導入。洋蘭栽培の技術と施設を活かし、連作障害リスクを軽減しながら高品質なトマトを生産しています。
主力は高リコピン品種の「フルティカ」で、皮が薄くて甘く、食感が良いのが特長。国道257号馬場交差点北のアボウオーキッドでは、店内と店舗脇の自動販売機で、1袋300円、2袋500円で販売。リピーターが多く、近隣の道の駅や名古屋市内の飲食店にも納めています。
同農園の安保博貴さん(41)は「通年出荷していますが、最も糖度が高くなるのが3―5月。きれいな水と空気、農家の情熱で育てたトマトをぜひ」と呼び掛けています。午前9時―午後5時営業。☎0573(72)4187。