新茶の摘み取りから手揉みでお茶にするまでを体験する講座が5月12日、中津川市で開かれ、県内外の50人が参加しました。
お茶に親しみ、理解を深めてもらおうと、同市駒場の市川製茶が毎年、新茶の時期に実施。参加者は市川尚樹代表からお茶の摘み方や注意点について説明を受けた後、午前中、市内の同社茶園で摘採。やぶきた茶の柔らかな新芽を、「一芯二葉」の原則に従って丁寧に摘み取りました。
午後からは、昔ながらの「手揉み」で加工。蒸した茶葉を、和紙を張ったの上に広げ、で加熱しながら揉むこと4時間。転がしたり、ほぐしたり、揃えたりして形を整え光沢を出した後乾燥させ、出来立てのお茶を試飲。春日井市から参加した50代の女性は「お茶を販売しているので、とても勉強になりました。自分で作ったお茶は最高」と満足気な表情を見せていました。