“日本一の難関試験”に挑み続ける剣道教士七段の篠原紘一(81)さん=中津川市茄子川=に、全日本剣道連盟から「有功賞」が贈られました=写真中。
剣道の自己研鑽に努めるとともに、その発展、普及に尽力した功績が認められたもので、県内唯一。
篠原さんは元恵那北高校校長、中京短大教授。岐阜大学時代は東海大会個人3位、団体2位、全日本学生団体ベスト8と活躍し、教員時代は県教職員大会で個人優勝。
中津川剣道スポーツ少年団を設立して指導にあたるほか、 高校の部活動顧問として県・東海大会優勝、インターハイ出場など成果を上げ、現在は県剣道連盟相談役(元中津川市、東濃地区会長)。週2日の稽古には必ず出席するほか、ゴルフやスキー等も楽しんでいます。
さらに合格率0.5㌫の超難関・剣道八段試験に10年以上挑戦。 合格率8㌫の一次試験 には過去3回合格。「今年こそ二次試験に合格して八段に」と、5月の昇段試験に向けて稽古に励んでいます。
「栄誉ある賞をいただけたのは、これまで相手をしていただいた多くの方々のおかげ」と篠原さん。「感謝して一層精進し、チャレンジし続けたい」と話していました。