「話す・聞く・食べる」のスペシャリスト・言語聴覚士(国家資格)の業務に特化した東濃東部初の民間事業所が、中津川市千旦林の坂本ニュース販売隣にオープンしました。
言語聴覚士は、言葉によるコミュニケーションに問題がある人に専門的サービスを提供する専門職で、摂食・嚥下の問題にも対応。検査・評価を通じて問題の本質を明確化し、必要に応じて援助。幼児から高齢者まで、幅広く対応します。
「坂本ことばの相談室」の安江耕作代表(43)は言語聴覚士のほか、臨床神経心理士、認知症ケア専門士、日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士の資格を持ち、坂下病院、中津川市民病院など県内外の総合病院に20年以上勤務。「医療・福祉の隙間を埋めたい」という想いから独立し、相談室を開きました。
事業の3本柱は、「ことばの相談」「学習支援」「言語聴覚士派遣」で、▽子どもの言葉や発達・コミュニケーション▽発音や吃音▽読み書き・算数困難などに対応。クリニックや高齢者福祉施設等に出向き、言葉や嚥下などに関する指導、提案することもできます。
安江さんは「完全予約制で年齢制限はなく、ライフステージに応じた支援を行っています。気がかりなことは何でも気軽に相談してほしい」と話しています。
詳細、申し込みはHP(「坂本ことばの相談室」で検索)から。
[お問い合わせ]070(1657)5108。