99歳の現役ゲートボーラー・鷲見米二さん=中津川市蛭川今洞=の白寿を祝う「鷲見米二杯 ゲートボール大会」が、蛭川ひとつばたご広場で開催。メンバーの平均年齢85歳の鷲見さんチームが優勝しました。
「わら細工名人」として知られ、市内をはじめ東濃一円の神社のしめ縄を一手に担う鷲見さん。「イノシシ狩り名人」としても有名で、98歳まで80年以上にわたって害獣駆除に貢献してきました。
地域の活動にも力を入れ、ゲートボールが普及し始めた40年ほど前、「年齢に関わらず楽しめる健康的なスポーツを蛭川に広めよう」と、有志を募って荒地を開拓。地区内に5カ所のゲートボール場や休憩場をつくり、蛭川ゲートボール愛好会の会長も務めました。
同愛好会(林松幸会長)では、地元にゲートボールを根付かせ、99歳の今日も現役プレイヤーとして活躍する鷲見さんを讃え、感謝の意を表そうと、昨年11月19日の誕生日を前に、鷲見さんの名を冠した大会を開催。4チーム20人が熱戦を展開し、鷲見さんのチームが優勝しました。
終了後、林会長が鷲見さんに感謝状と、記念品の胡蝶蘭の鉢植えを贈呈。「鷲見さんは“人生100年時代”の希望の星。いつまでも長生きしてくだい」と祝福しました。