10月8日(日)、恵那高校(恵那市大井町)の創立100周年記念式典と大同窓会が開催。同時に次の100年に向け、地域の発展に貢献し得る人材の育成を目指して様々な記念事業が展開されています。問い合わせは☎0573(25)0253同校へ。
同校は1922年に県立恵那中学として開校。1948年、恵那高等実科女学校と統合して男女共学校となり2022年で創立100年を迎えました。
しかし昨年はコロナ禍の影響で、予定していた記念事業を延期。10月8日に記念式典と、「大同窓会」を開催します。
“100年に一度”の同窓生懇親会「大同窓会」は、同校グラウンドを会場に、53回生の纐纈悠輔さんを中心とする人気ロックバンド「オトループ」のライブや打上げ花火、城陵歌合唱、キッチンカーなどを企画。入場券を1000枚限定、3000円で販売しています。詳細、チケット購入は100周年記念特設サイトから。
[次の100年に向けた人材育成を目指して]
100周年事業では、人材育成の一環として、施設改修や運営の支援等も行っています。
[東大プロジェクト]
原子力工学研究者で東京大学副学長の関村直人さん(第29回卒)が、記念式典で基調講演するのに先立ち、6月に同窓会役員等関係者、6月と8月に在校生代表が同大を訪問。関村さんから大学や研究について説明を受け、研究室での実習体験や地震研究所の見学等を行いました。同窓会では、今後もこの交流を支援していく予定です。
[花の木会館をリニューアルしセミナー開講 ]
校内の同窓会館「花の木会館」を自習スペースとして改修。生徒の進路選択の一助にと「花の木セミナー」を開講し、各界で活躍する同窓生の講話等を行っています。
[100周年記念誌「城陵100年」の刊行]
初代校長阿部栄之助と文豪島崎藤村の関わりや歴代校舎の画像、GHQによる学制改革や岐阜国体等、恵那高校100年の歴史を収録。300部限定の予約販売でDVD2枚付き。価格は4800円(郵送無料)です。
▽創立100周年記念フレーム切手&グッズ好評販売中 校舎の変遷や校章の制定など、恵那高の歴史を10枚の切手に収めた100周年記念切手は300シート限定で、価格は2000円(84円×10枚)。
記念切手や、Tシャツ、ピンバッヂなどの記念グッズは、通販サイト「アエルショップ」と「フジシマヤ」で好評販売中。収益は記念事業の寄付金に充てられます。
[映画「青い山脈」の上映会]
「みのじのみのり祭」が開催される9月24日、中山道広重美術館で、恵那高の校庭がロケ地となった映画「青い山脈」の無料上映会を開催。終日、繰り返し上映します。
[創立100周年記念街角ピアノ設置]
9月7日―10月9日、恵那高美術部が飾り付けを担当し、バロー恵那店2階の「えなエール」に設置。
[創立100周年記念ゴルフ大会]
9月16日、恵那峡カントリークラブ。募集定員120人(先着順)。申し込みは直接、電話で同CCへ。
[同窓生美術展]
10月8日と9日、恵那高第2体育館で、同窓生の美術作品展を開催。
[「恵那高同窓会ふるさとキャリア支援室」発足]
ふるさとを離れて活躍する同窓生の経験と、ふるさとの企業のニーズを紡ぐ場を創出。Uターンや、地域企業の活性化に寄与します。
同実行委員会では「大同窓会」への参加と、地域の発展に貢献し得る人材の育成に協力する寄付(詳細は特設サイト)を呼び掛けています。