350年の伝統がある「七日市」を盛り上げよう―
大井宿の歴史文化保存継承と賑わい創出に取り組む恵那市大井町のまちづくり団体「しぶろく大井宿」が7日午前9時から午後2時、市神神社周辺と中山道明治天皇大井行在所で、出店や伝統芸能披露・体験、大道芸などのイベントを開催します。
七日福市とも言われる七日市は、「福の神」とされる市神神社の例祭。神社や恵那駅周辺に多くの露天が並びにぎわいましたが、ここ2年間はコロナ禍で縮小。今年も露店は中止され、神事とお札の頒布、縁起物の販売のみになったことから、神社奉賛会の協力の元、しぶろく大井宿が企画したものです。
大井宿沿道の4カ所で販売ブースを開設し、市内の事業者や道の駅、恵那南高校・恵那東中学校の生徒ら22団体がグルメや手作り品等を販売。「オマールえび」の大道芸も披露されます。
しぶろく大井宿が拠点とする行在所では、地元の伝統芸能「大井文楽」の人形展示・操作体験や「大井恵那峡とんとん節」披露、大井宿を題材とする紙芝居や版画体験などを実施。関係者は「ぜひ、多くの方に参加いただき、福を持ち帰ってほしい」と呼び掛けています。問い合わせは☎0573-25-7101、しぶろく大井宿事務局(行在所事務所内)。