中津川市防災市民会議(加藤吉晴代表)が主催する「東海防災青年塾」から、東濃地区初の小学生防災士が誕生しました。
西小学校5年生の森雅美さん(11)=写真前列中央=で、11歳以下の防災士は全国でも33人目の快挙。
防災士を養成する同市地域防災リーダー育成講座は中学生以上が対象でしたが、60人以上の中高生防災士を輩出している同会議が要望し、昨年から年齢不問に。森さんは学校の授業がきっかけで防災に興味を持ち、母親の麻美さんと一緒に受講。親子で正答率8割以上の防災士試験に合格したものです。
同市中央公民館で行われた防災青年塾第7期生修了式には、岩久義和中津川市教育長が出席し、「学校や地域で防災リーダーとして力を発揮してほしい」と激励。加藤代表が、防災士の資格を取得した8人に修了証を手渡しました。
森さんは「夏休みの自由研究も、避難経路を歩いて危険個所をチェックするなど防災をテーマにしました。勉強したことを皆のために生かせるよう頑張りたい」と話していました。