恵那市明智町の明智小学校3年生が、隣接する恵那南高校生の指導で、地域の伝統文化である土びなづくりを体験しました。
地域の学校がともに学び合う浪漫学園の取り組みで、恵那南高校が、観光資源研究の授業の一環として実施。授業を選択する3年生7人は、大正村陶芸教室で2回の事前学習を行って土雛づくりを習得しました。
当日は、37人の児童が恵那南高校を訪問。高校生が、「明智の伝統文化としての土びな」についてまとめたスライドを見せながら説明した後、土びなを制作。
児童らは、高校生に教わりながら粘土で頭や衣装等を作り、赤、青、緑などの泥絵具で彩色。個性豊かな内裏様とお雛様に仕上げました。
人形は乾燥させた後、大正村陶芸教室の窯で焼成。26日に明智かえでホールで開かれる、恵那南高校の「産社・総合学習発表会」会場に展示されます。