中津川市駒場桃山の高台にある横山農園内に、地元の有志手づくりの「やぎ小屋カフェ」がオープン。街中を一歩入ると、緑の風とかわいい子ヤギたちに出会える別世界が広がり、癒しや世代間交流の場となっています。
一昨年、近くに住む奥村亜由美さん、麻由美さん姉妹が、亡き祖父母が営んでいた農園と築60余年の住宅を引き継ぎリノベーション。
民泊とお菓子工房をオープンするのに、力を貸したのが、同じ町内の加藤修己さん(65)と横江真二さん(63)。今年に入ると3か月がかりで道路を作り、出来上がってみると抜群の景観。静かで環境もいいことから地域の人々の憩いの場にしてもらおうと、一部をカフェに改装。農園で収穫した梅で作ったジュースやコーヒー、ハーブティーなどを提供するようになりました。
さらに、「ヤギを飼うのが夢だった」横江さんの提案で、民泊下の農園内にやぎ小屋を増設。生後5カ月の雌雄の子ヤギ2頭(ヤマトとユキ)を購入し、6月末から飼い始めたのです。
昭和30年代くらいまでは、市内各所で飼われていたヤギも今では珍しくなったことから、連日、園児や孫をつれた祖父母らが訪れ、餌を与えるなど大人気。
奥村さんらは「コロナ禍で遠出がはばかられる中、ちょっとした息抜きにいらしてください」と呼び掛けています。https://yoko87oyatsu.base.shop/