
恵那特別支援学校高等部の生徒が制作した陶器の器とヒノキ製トレーが、恵那川上屋瑞浪店(瑞浪市)敷地内にオープンしたカフェ「里の菓茶房」で使用され好評です。
同校の生徒を職場体験実習で受け入れている縁で、鎌田真悟社長が依頼。安藤嘉邦店長が何度も来校して打合せし、栗をかたどった器とメニュートレーを発注。窯業班と木工班が作業実習の一環として制作し、60組を納品しました。
トレーには大小4つのくぼみを付け、器のずれや、スプーン・はしなどの先がトレーに触れるのを防止。すべて手作りのため1つひとつが異なった表情を見せ、メニューを引き立てています。
「客席に表示したところ、『温かみがある』と大変喜んでいただき、第二弾も検討中」と安藤店長。生徒らも「有名店で使ってもらえることに、責任と誇りを感じている」(支援学校)ということです。
同店は9時―18(ラストオーダー17)時営業、火曜定休。0572(68)9090。