中津川市第二中学校1年生の相場響さん(13)=右=が、ピアノコンクールの最高峰「第23回ショパン国際ピアノコンクールinASIA」全国大会の中学生部門で入賞。ファイナルステージのアジア大会に出場します。
響さんと西小学校5年生の妹・純さん(11)は、小学校入学時から中津川音教センター(押野智之主宰)=本町=でピアノを学び、昨年は「大阪国際音楽コンクール」ファイナル大会に出場し、そろって入選。初挑戦の「日本バッハコンクール」でも、各部門400人を超える予選を通過して全国大会に出場し、今年1月5日に開かれた「なごや青少年ピアノコンクール」で1位に。昨年末の「ショパン国際ピアノコンクールinASIA」地区大会にはホール・動画審査で出場して2人とも突破し、響さんは全国大会で入賞してアジア大会に進出。結果は今月発表予定で、押野主宰も「40年近い教室の歴史の中でも初の快挙」とたたえています。
小学5年生で、初めて同コンクールの全国大会進出を決めた際、祖父から贈られたグランドピアノで練習に励んできた響さん。「昨年11月、中津川文化会館で、ショパン国際ピアノコンクール4位の小林愛実さんの生演奏を聴き、私の中で何かが変わりました。小林さんのサインを“お守り”に、聴いてくださる方々の心に残る演奏を目指して努力を続けたい」と話しています。