「けいほううぇぶ」は中津川市[中津川市・福岡町・付知町・加子母・蛭川]・恵那市[恵那市・岩村町・明智町]を中心とした、地域密着情報サイトです。

中津川市・恵那市のピックアップ記事

「恵那市森林環境教育推進協議会」(通称・えーな木育クラブ)「森林を育てる人・地域を育てる仕組みづくり」から幼児環境教育、子育て支援に広がり 「恵那の木で作ったファーストスプーン」プレゼントに向け準備【恵那市】

投稿日:2022年1月2日 更新日:

「森林を育てる人・地域を育てる仕組みづくり」を目的に昨年5月、恵那市に発足した「恵那市森林環境教育推進協議会」(通称・えーな木育クラブ)。その活動が幼児環境教育、子育て支援の領域に広がり、新年度からの「恵那の木で作ったファーストスプーンプレゼント」実施に向けた準備が大詰めを迎えています。

同会(小椋正明代表)のメンバーは、林業者や木工家、NPO代表や森林インストラクター、元保育士、教員、アドバイザー、子育て中の保護者等30余人。市が「えなの森林づくり実施計画」に掲げる「市民の力で持続可能な地域循環型の森林づくり」の達成に向けた活動の一環として、「木育」(幼児期から自然と関わる活動)や森遊び、安全講習等を実施。

岩村・武並両こども園では、各3回の木育教育プログラムを実践し、木のブランコ遊びや木のコースター、遊びの基地作り=写真=等を行って大好評。年末の「冬の森遊び」には、予定を大幅に超える参加がありました。

一方、市内で誕生した新生児に、恵那の木で作ったファーストスプーンをプレゼントしようと計画。乳幼児の保護者12人にモニターを依頼し、主任児童委員に子どもを預けて、我が子が初めて使うスプーンを制作してもらいました。

アンケートの結果は大好評でしたが、全て作ると負担が大きいため、代わりにメンバーが制作。4カ月検診で配布する際、木育スタッフや主任児童委員が支援し、希望者に焼きペンで、我が子の名前やワンポイントなどを書いてもらうことにしました。

会員らは、「“木育て・人育て”を通じて恵那の森林を活かし、守って次世代へつないでいきたい」と張り切っています。       

-中津川市・恵那市のピックアップ記事
-, , , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

就園、就学、就労など、子どもたちの未来に向けて 「医療的ケア児」の親の会が発足 恵那市の渡邉さんが呼びかけ【恵那市】

日常生活で、たんの吸引や経管栄養等の医療的ケアを日常的に必要とする「医療ケア児」 …

保護動物に目を向けて【恵那市長島町】

コロナ禍でペットブームが過熱する中、「保護動物に目を向けてほしい」と呼び掛けてい …

12日、恵那市毛呂窪の奥山トライアルパークで「全日本マスターズトライアル 中部大会」 60、70代のライダーが大活躍【恵那市毛呂窪】

岩場などの障害物をバイクに乗って足を着けないように越えていく競技・バイクトライア …

木曾山林の総鎮守中津川市付知町の護山神社の社宝が創建180周年で初公開【中津川市付知町】

12代将軍・徳川家慶の命を受け尾張藩が創建した “木曾山林の総鎮守”中津川市付知 …

《夢!今年にかける?》 牛を描いて半世紀の大山さん、丑年の今年集大成の個展開催【中津川市蛭川】

牛をモチーフに描き続けて半世紀。「牛と人のかかわり」を風俗史として表現する画家と …

中日岐阜サービスセンター