4月1日の中山道大井宿を代表する文化財の一つ「明治天皇大井行在所」(恵那市大井町)リニューアルオープンに合わせ、大井宿の魅力を”ランチ・カフェ・お土産”の観点から紹介する「中山道大井宿ひるどきMAP」(B4判、カラー刷り)が完成。「しぶろく大井宿」が発行、所属団体の「大井しぶろく姫宿の会」が取材・監修したもので、27日の内覧会でお披露目されます。
大井宿は、美濃十七宿の中でも栄えた宿場。”中山道随一”とされる六カ所もの升形が残っているのが特長です。恵那駅から歩いて行ける範囲に往時の面影を残す建造物や中山道広重美術館などがあり、散策に最適。さらに今回、行在所のリニューアルで、地域活性化の拠点として期待が高まっています。
そこで「大井宿を見て、食べて、買って」、さらにその魅力を満喫してもらおうと、昨年10月、姫宿の会(小椋日南恵代表)がマップの制作を企画。店舗をリストアップし、6人の会員が手分けして希望する30店舗を取材。メンバーで絵本専門士の森岡由紀子さん=長島町=が編集し、中津川市加子母在住のイラストレーター・本間希代子さんに制作を依頼しました。
マップの表は地図で、各店舗の場所や宿場の名所等を紹介。裏には「五平餅やきそば」「和食」「喫茶・軽食・イタリアン」「和菓子・テイクアウト・お土産」のジャンル別に各店舗の情報が掲載されています。5000部発行し、行在所をはじめとする市内の観光スポットや公民館等で無料配布する予定。
姫宿の会では「観光客はもちろん、地元の方々にもぜひマップを活用していただき、大井宿の魅力を再発見してほしい」としています。