
中津川市福岡の老舗酒造会社「恵那醸造」で今季の新酒が発売。築約200年の母屋を改装した売店兼「角打(かくうち・和風ダイニングバー)」=写真=で試飲して購入することができます。
標高600㍍にある同社は1818年創業。地元の酒米「ひだほまれ」を二ツ森の湧水で醸した銘酒『鯨波』、苗木の殿様御用達の『とのまち』で知られています。低温でじっくりとお米の旨みを引き出す創業以来の製法を守り、高品質な日本酒を1本1本手づくり。「本醸造にごり酒」「本醸造しぼりたて生」の新酒は1日に発売され、「純米吟醸無濾過生」は今月中旬発売予定です。
「今年は秋の冷え込みが早く、香り高くキレのある新酒に仕上がった」と、7代目蔵元で南部杜氏の長瀬裕彦社長(60)。「初しぼりならではのフレッシュな味わいを楽しんでいただきたい」と話しています。問い合わせは℡0573(72)2055恵那醸造。
