東濃東部で活動する華道9流派でつくる恵和華道文化連盟(鎌田仁美会長)が11月2日、中津川市ひと・まちテラスで「子どもいけ花体験教室」を開催。園児から高校生までの20人が、華道の素晴らしさを体感しました=写真。
「独自の美意識が凝縮された日本の芸術・文化を若い世代に伝えよう」と、同連盟が初めて行ったもので「清流の国ぎふ文化祭2024」の一環として無料で実施。開催に先立ち、市内の小学生計119人に出前授業で生け花を体験してもらいました。
当日は市内全域から集まった子どもたちが、同連盟が用意した花材、花器等を使って生け花に挑戦。会員のアドバイスを受けながら生花を彩りよく生け込み、個性豊かな作品を完成。同連盟の作品展に合わせて翌日まで展示した後、自宅へ持ち帰り、東小2年の男子児童は「楽しかった。自分の部屋に飾りたい」と笑顔。
●1月10日に第2回開催、参加者募集
鎌田会長は「皆、目を輝かせて取り組んでくれ、会員の作品と一緒に展示したことで、華道のパワーが再認識できました。若い世代に魅力を伝える機会を増やしたい」と話し、来年1月10日(金)に第2回「子どもいけ花体験教室」を開催。午前10時から、中津川駅前のにぎわいプラザで行い、要申込。参加費は花代500円で花器・はさみは持参(ない場合は相談に応じる)。
問い合わせはTEL.0573(66)1701 安藤さんへ。