中津川市手賀野・駒場地域に「中津西まちづくり協議会」が発足し、住民主体のまちづくりに向けた第一歩がスタート。「地元を知り、まちづくりに関心を持ってもらおう」と、変わりゆく地域を映像で紹介するWEB写真館『昔と今のまち風景』をYouTubeで公開しています。
約4800世帯、10900人が暮らす同地区では2015年から、区長会を中心に協議会設立に向けて準備し、2018年には、地域学習資料『私たちの西ちいき』を発刊。昨春、サンライフ分館に西まちづくり事務所を開設し、広報紙の発行や研修などを行ってきました。
7月23日には、市中央公民館に青山節児市長らを来賓に迎え、区長や住民約60人が参加して設立総会を開催。原会長が「地域の子どもたちが『このまちに住み続けたい』と思えるような“支え合いのあるまち“にしていきたい」と挨拶。
▽総務▽住民福祉▽文化スポーツ教育▽安全安心の4部会が置かれ、本年度は地域の魅力発信や防災安全活動支援、地域イベントなどを行う計画です。
『昔と今のまち風景』
事業計画の立案・実践には、まちづくりを担う人材が不可欠。同協議会では、家族で地域について語り合い、地域の将来を考えるきっかけにしてもらおうと、住民から募った“お宝映像”や市のデジタルアーカイブ(許可済)を広報紙等に掲載。『昔と今のまち風景』写真展を開催する予定です。
原会長は「青木斧戸線の開通等、西地区は形の上でも過渡期。少子化・介護・教育・防災など、山積する課題に地域として何ができるかを皆で考え、一つずつ実践していきたい」と話しています。