
中津川市付知町の産業用配管部品メーカー「イハラサイエンス」の岐阜事業所(本社・東京都)社員有志と地元の少年サッカーチーム「付知フットボールクラブ(FC)」に所属する中学生が、付知峡倉屋温泉に隣接する休耕田にソバの種をまきました。
同社が設立した「イハラサイエンス中野記念財団」は、7年前から里山再生プロジェクトを実施。自然災害・温暖化防止、水源保護を目的に、岐阜事業所がある付知町を中心に、5回の植樹会を開催。
荒廃した人工林の森に広葉樹を植えることで保水力のある災害に強い森に再生。山菜・キノコ採りなどで人々が訪れる里山にと啓蒙活動を行っています。
今回は初めて休耕田の活用に乗り出し、プロジェクトに関わる社員有志らが所有者の許可を得て、ソバの栽培に挑戦。スポンサー契約を結んでいる付知FCのメンバー・10人が協力しました。
子どもたちは社員から説明を受けた後、2人1組になって、広さ13㌃の畑に、丁寧にソバの種をまき水やり。ソバは順調に生育して純白の花を咲かせ、地域住民や倉屋温泉を訪れる人たちを楽しませました。11月初旬には収穫する予定で、子どもたちも楽しみにしています。