
珍しいブドウ、おいしいブドウを35種類も栽培する恵那市岩村町富田のブドウ園「ぜんちゃんふぁーむ」が、出荷の最盛期を迎えています。
オーナーの吉村善二郎さん(75)は、「洗わず、そのまま、安心して食べられるブドウが作りたい」と化学肥料や除草剤を使わず、唐辛子・ニンニク・木酢などを原料にした自家製有機肥料を主体に栽培。
10棟約13㌃のビニールハウス内には、マニキュアをした指のように先が赤くなる「マニキュアフィンガー」や外観そのままの「バナナ」、房の長さが1㍍近くになる「ネヘレスコール」、シャインマスカットと大粒の「天山」を交配させた1粒が小ぶりの卵くらいの大きさがある「雄宝(ゆうほう)」などがずらり。さらに今年は、人気のシャインマスカットの次世代が2種類加わりました。
吉村さんは「今年は酷暑で、甘味の強いブドウになりました。11月下旬まで営業する予定なので、ぜひ遊びに来て」と呼びかけています。
TEL.090(9121)1117。