大数珠をくぐって健康長寿、商売繁盛を願う「お盆数珠くぐり供養」が8月1日からきょう3日と13日、14日、15日のお盆期間中、“黄金の観音様”として知られる中津川市加子母万賀の加子母観音で行われます。参加無料。
地元の仏壇仏具販売・修復会社「慈光堂」の創業者で加子母観音を建立した故熊澤巳三郎さん(当時92)が始め、半世紀以上続く恒例行事。
数珠はクスノキ製で周囲が3㍍以上あり、重さは30㌔あまり。1個の直径は最大8㌢で梵字が記され、人の煩悩の数とされる108個がつながれています。期間中のみ、観音様の元につるされ、中をくぐって参拝すると、身も心も清められるとか。
長男で現会長の熊澤一郎さん(80)は「信心深かった父が、多くの方に先祖供養、諸願成就祈願をしてもらおうと始めた行事。ぜひ、多くの方に参拝していただきたい」と話しています。
TEL 0573(79)3222 加子母観音。