
中津川市の小学生サッカーチーム「中津川ビーバーズFC」(安藤広子代表)の30周年記念式典と記念講演が5月4日、市内の催事場で行われ、150余人の来賓、関係者が出席して節目を祝いました。
Jリーグが開幕した1993年、当時からサッカー教育を取り入れていた杉の子幼稚園(駒場)の卒園生で「杉の子ビーバーズ」を結成。翌年、「中津川ビーバーズFC」と改名し、「褒める・認める・励ます・本気で向かい合う」をモットーに活動。
練習だけでなく、清掃奉仕を兼ねたマスつかみ大会など、家族ぐるみの活動にも力を入れ、サッカーを通じた「青少年健全育成と親子の絆づくり」に尽力。こうした活動が認められ、2003年に安藤代表、2008年には同クラブが「岐阜県地域子ども支援賞」を受賞しています。
さらに2015年、クラブを中心とした総合型地域スポーツクラブを立ち上げ、特定非営利法人格を取得。現在は年長児―小学6年生の60人が所属しています。
式典では、安藤代表が「『子育て・自分育ち』の場として始めた活動が継続され、発展してきたのは多くの皆さまのご協力のおかげ。今後も末永く、ビーバーズの精神を引き継いでいただきたい」と挨拶。
第二部では岐阜協立大学教授でサッカー部総監督の高橋正紀さんが「自分を大切にするスポーツパーソンのこころ」と題して記念講演しました。