中津川市の一般社団法人「日本の森林のみらい」が11月5日、同市福岡の二ツ森山で「植林&トレッキングツアー」を行いました。
20余年前、二ツ森山に展望台が設置された当時は、恵那山や中津川市街地が一望できましたが、周囲のヒノキが成長し、近年は何も見えない状態に。そこで土地を所有する福岡財産区が展望台前のヒノキを皆伐。広葉樹を植えようとしていることを知った同社団法人が協力を申し出、イベントとして実施したものです。
当日は県内外から参加した約50人を前に、代表理事で丸山木材ホールディングス社長の丸山大知さんが「後ほど木製遊具の修理も行う予定。地域の方々と一緒に、多くの人が森林の魅力や大切さを体感できる場所にしていきたい」と挨拶。
内木良治福岡区長が「福岡のシンボル・二ツ森が、いつまでも心のふるさとで在り続けられるように、皆さんに植えていただいた木を大切に管理していきます」と話した後、イロハモミジとドウダンツツジ計90本を植樹。県森林・里山インストラクター栗谷本誠二さんのガイドでトレッキングしたり、焼き芋を楽しんだりして大自然を満喫しました。
写真=植樹する丸山会長(左)内木区長と参加者