創業75周年を迎えた老舗金属加工会社・恵那金属製作所(市岡真二社長、本社・中津川市小川町)が、技術の粋を結集した“究極のペット用フードボウル” 「swelltone.(スウェルトーン・素晴らしい音色)」を発売しました、
1946年の創業以来、多くの自動車エンジン・航空機部品を手掛けてきた同社の、「金属加工の美しさを世界の人に知ってほしい」という想いから生まれたのが、「一体削り出し工法」で制作したステンレス製フードボウル。
無垢の金属から削り出すこの工法は、主に高級時計や航空機部品の加工に使用。器を作るなど論外でしたが、それをあえて行うことで、従来にない、デザイン・耐久性・機能性に優れた商品が誕生しました。削り出したボウルの表面を梨地加工して扱いやすくした後、さらに縁を削って「用の美」を追求。600㌘という絶妙な重さで安定感があり、東濃檜製スタンドに乗せれば、角度の調節が自由自在。縁に返しがあるためフードがこぼれることもありません。
さらにフードを入れたり、ペットが食べたりする際に奏でる“音色”も既存の製品にはない魅力で、商品名に。スタンドはナチュラルとブラウンがあり、セット価格は3万1900円。蔦屋家電+(東京都)に出展したところ、注目度抜群で、4月11日までMakuakeでクラウドファンディングを行っています。
プロジェクトリーダーの島﨑光之助さんは「全てを自社で手掛けた自信作。Jibaché(新町)に展示されているので、ぜひ、実物をご覧いただきたい」
と話しています。