中津川市手賀野の懐石料理店「照寿庵」が、地元の逸品食材を使った料亭の味を商品化。「中山道の贈りもの 照寿庵女将の厨房より」シリーズとして発売しました。
風光明媚な高台に店を構えて33年目。「お客さまに心から楽しんでいただきたい」という思いで素材にこだわり、趣向を凝らした料理を提供。女将の林富美枝さん(77)の温かい人柄と細やかな「おもてなし」を求めて通う常連客も多く、コロナ禍でも休むことなく営業してきました。
「お土産にできないか」という声は前々からありましたが、昨秋「時代に合わせ、ご家庭で楽しんでいただくことも必要」と商品化を決意。準備を進めてきました。
元々栄養士志望で、食品のカロリーや成分、減塩を気遣ってきた林さんは、味はもちろん、健康にも配慮。同店独自のむらさき・「にきり」をはじめ、完熟梅を使った梅干しやジャム、ジャコさんしょう、黒豆煮など、「舌も体も喜ぶ」逸品を発売。贈答用も受け付け=写真、季節限定で栗むし羊かんや五種ナッツ入り柚餅子等も販売します。
林さんは「材料に限りがあり、調理に手間暇がかかりますので、ぜひ、ご予約を」と呼び掛けています。TEL0573(65)7321。