
きょう6日から、恵那市大井町の「かんぽの宿恵那」2階会議室で、日本福祉大学中央福祉専門学校非常勤講師で版画家の市川彰さん(67)=三郷町=が、「版画のあるまち恵那展」を開催します。12月5日まで。
市川さんは恵那市美術展版画の部で昨年の創設以来、2年連続市展賞を受賞。全国公募展でも最高賞を獲得した実力で、今月、日本板画院理事に就任。
浮世絵版画の中山道広重美術館があり、版画と縁が深い恵那市を、版画を活かした観光都市にしたいという思いから「版画のあるまち」企画懇談会事務局長を務め、版画教室や版画の看板設置を行うなど尽力しています。
作品展は、同施設の協力を得て、“版画のまち恵那”を全国に発信しようと開催。恵那市民展市展賞作品や、天長寺への寄贈が決まった同寺山門を描いた作品、「雨ニモマケズ」の小品など15点を紹介。
市川さんは「かんぽの宿恵那は、地元と全国をつなぐ接点。力をお借りしながら、地域住民としても応援し、盛り上げていきたい」と話しています。TEL0573(26)4600かんぽの宿恵那。