感情を認識する人型ロボット・ペッパーくんが、「日本一の挨拶」を目指す恵那市中野方小学校で挨拶運動を応援。
1カ月間、児童のプログラミングで、バラエティーに富んだ受け答えをして盛り上げました。
ペッパーくんは、同市教育委員会に所属し、希望する市内の小・中学校に1カ月間ずつ”勤務”。「GIGAスクール構想」の一環として児童・生徒1人につき1台のタブレットが配付されている同市の小・中学校では、授業はもちろん、プログラミングにも積極的に取り組んでいることから、今回の挨拶運動でも活用したものです。
10人の6年生が、各々、さまざまな挨拶に対するペッパーくんの受け答えをプログラミング。児童が「おはよう」と声をかけると「今日も頑張ろうね」、「さようなら」には「また明日」「気を付けてね」など、さまざまな言葉とゼスチャーで対応するペッパーくんは大人気。皆、何度も声をかけ、明るい挨拶の輪が広がっていました。
担当の心づくり委員会委員長で6年生大江文徳さん(12)は、「ペッパーくんが思ったようなタイミングで動いてくれないことがあり大変でしたが、今回の運動で、進んで挨拶をする人がさらに増えてよかった」と話していました。