
木曽郡南木曽町の「天白だいどうの森(天白町有林)」で、南木曽中学校の1年 33人が森林体験学習を行いました。
大同特殊鋼(本社・名古屋市)は2016年、創業者・福沢桃介ゆかりの同町と「森林の里親促進契約」を締結。2.57㌶の森林を「だいどうの森」と名付け、町と連携して保全活動を行っています。体験学習は秋の恒例行事で、この日は大 同特殊鋼の社員6人も参加。町・県の担当課職員、森林組合、山林委員会、林 研クラブの会員ら20人が支援しました。
はじめの会では向井裕明町長、大同特殊鋼社員と林研クラブの田中淳司会長があ いさつ。安全指導の後、6班に分かれて作業に挑戦しました。
最初に森林組合職員が、木を狙った方向に倒すこつを実演し、生徒らは「受け口」を作り、「追い切り」して討伐するまでを分担して実施。倒した木の枝を払い、1、2㍍の玉切りにするまでを体験しました。木を倒した男子生徒は「森林 を維持することの大切さと大変さを学ぶことができた」と話していました。
