
中津川市の認可小規模保育園「家庭保育園くっく」(手賀野)と「家庭保育園くっくネスト」(駒場)が、市内の保育所で初めて体調不良児対応型保育園の規定をクリア。登園後に体調不良になった園児も、状態をみながら保育できるようになりました。
両園は、完全手ぶら登園を実現するなど、「保護者の負担を軽減する保育」で、昨年度、県が保育業界初の「ぎふ女のすぐれもの」に認定。運営する「くっく」は、中津川市民病院敷地内で同市病児保育所「くりっこハウス」も開設しています。
同社統括マネージャーで看護師の資格を持つ水野麗華さん(41)は4児の母。働きながら子育てをしてきた経験から、「子どもが発熱するたびに園から呼び出され、早退で心苦しい思いをする母親の負担を減らしたい」と市に申請。看護師の立場で病状をみて、問題ないようであれば定時まで、別室で預かることにしたものです=写真。
水野さんは「もちろん、症状によっては慎重に対処しますが、経験上、子どもは発熱しやすく回復が早いのも事実。少しでも負担を減らし、子育てを楽しめる社会にしたい」と話しています。
問い合わせはTEL.0573(65)3762。