「子授け・安産にご利益あり」と評判の中津川市飯沼の出生山子安寺で18日、5年ぶりに子安観音大祭が営まれます。
「お子安さま」として親しまれる本尊の子安観音(如意輪子安観世音菩薩)は、地元で生まれ育った世話人代表の竹山功さん(69)も「見たことが無い」という秘仏。同寺の創建は鎌倉時代以前とされ、室町時代、この地方を支配していた遠山頼景の妻にお産の悩みがあり、子安観音の祈とうを受けたところ無事男子を出産。そこで子安堂を再建したと伝えられ、毎月18日に月並祭が営まれ、コロナ禍以前、大祭には毎年、100人余りが参拝していました。
18日は午前10時(受付9時―)と正午(同11時―)から御祈祷が行われ、祈祷料は3000円―。竹山さんは「無住の寺ですが、口コミで全国から、昨年は台湾からも参拝がありました。ぜひ大祭でご祈祷を」と呼びかけています。TEL.090(1744)3777竹山さん。