中津川市の「中津東地区まちづくり推進協議会」(洞田治会長)が2月8日、十四区クラブで「ひがしのなかま食堂」をスタート。地区内のひとり親家庭等に手作りのカレー弁当を無料配布しました。
ひとり親家庭、一人暮らし高齢者等の支援を目的とする、いわゆる「子ども食堂」。先進地の視察など3年がかりで準備を進め、市の「がんばる地域サポート事業」を受けて実施します。
1月には東小学校を通じて、全校児童に告知のチラシを配布。初日は予約のあった30人に、健康福祉部会のメンバー=写真=が「真心こめて調理した」カレーライスに茹でたブロッコリーやミカンを添えた弁当を手渡しました。
午後4時、2人の子どもと一緒に受け取りにきた30代の母親は「経済的にも時間的にも本当に助かります」と笑顔。洞田会長は「感染予防のため今回は持ち帰ってもらいましたが、一緒に食べて交流するのが本来の姿。市民交流プラザ(仮称)がオープン後は施設内で実施し、学習支援などもしていきたい」と話しています。