中津川市中村区の高齢者グループ「NMR23」が地元の観光栗園「中津川マロンパーク」の栗と地元産もち米、大納言小豆で作る特製栗おこわが大好評。今シーズンの販売は9日、10日を最後に終了します。
高齢者パワーを生かしてマロンパークを盛り上げようと4年前、足立稔区長が呼びかけ、23人で結成。「中村・マロン・リング(輪)」の頭文字を取って会名とし、同市がんばる地域サポート事業の助成を受けてスタートしましたが、今年から自立。
マロンパークが開園する9月—10月上旬の土、日、祝日、同栗園と中津川駅前の「にぎわい特産館」、中村クラブ(予約制)で販売。リピーターが多く、栗おこわを買うために県外から足を運ぶ客も少なくないと言います。
販売日には早朝から中村クラブに集まって「ホックホクの大粒栗がいっぱい入った」おこわを作り、パック詰めして男性陣が配達。シーズン中、2000パックを生産します。
「美味しさの秘訣は、“愛情”という隠し味」と市岡加津子代表。平均年齢73歳ですが「皆で仕事をするのが楽しみ」と元気いっぱい。生きがいや地域の絆づくりにも一役かっています。