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東京五輪で脚光・スケートボードで地元にカルチャーと夢を【中津川市かやの木町】

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東濃唯一のプロスケートボーダー・加藤大輔さんが18日、中津川市にショップをオープン。
日本選手の大活躍で注目を集めるスケートボードを「競技スポーツ」「コミュニティ」として地元に根付かせたい。

28歳でプロデビューしたスケートボーダー加藤大輔さん(39)=中津川市中津川・写真左=が18日、同市かやの木町に、本格的なスケートボードショップ「KYYA STORE」をオープンします。

加藤さんがスケートボードを始めたのは13歳の時。映画の影響で憧れ、仲間と河川敷などで練習。上達するにつれて本格的な練習場の必要性を痛感し、18歳の時、「中津川スケートボード愛好会」を発足。署名を集め、市にスケートボードパーク建設を要望しました。

その後、サンフランシスコに“スケボー留学”し、帰国後の2年間に全国大会で6回優勝。プロになった2009年、10年越しの夢がかない、中津川公園内に加藤さん監修のパークが完成。東京五輪で新種目に採用された2020年には、パークの花形セクション・ボウルも増設されました。

さらに練習用の木のジャンプ台などを手作りするうち木工の魅力に触れて家具なども制作するようになり、高山市の木工芸術スクールに入学。東白川の工房で3年間修業後、家具職人として独立。大会の審査員を務めながら、スケートボードを通じて出会った引田和也さん(26)、洞田雅人さん(26)と協力し、東濃地区では入手できない本格的スケートボードと家具、自家焙煎コーヒーのショップ開店に向けて準備してきました。

「オリンピックでライバルの健闘をたたえる姿が感動を呼んだように、スケートボードで競う相手は“昨日の自分”。失敗を乗り越えることで精神力が鍛えられ、チームプレーが苦手でも楽しめます」と加藤さん。「この地でカルチャーを育み、教室や部活動で底辺を広げて、多くの人がスケートボードと出会うきっかけをつくっていきたい」と意気込みを語っています。

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