古代からの恵那の地の歴史と文化に思いを馳せ、佐藤一斎生誕250周年を記念するコンサート「恵奈人(えなびと)による恵那の音楽祭」(同実行委員会が主催、恵那市文化振興会共催、恵那市など後援)が9月11日午後2時から、恵那市長島町の恵那文化センター大ホールで開かれます。
協力券1000円、恵那文化センター、バロー恵那店ほかで取り扱い。高校生以下は無料ですが、各販売所で配布中の整理券が必要。
岩村出身の儒学者、佐藤一斎の言葉「凡の物、その和を得る者は皆楽なり」にちなみ、同市文化振興会理事の小板幸光さんら地元有志でつくる同実行委員会が企画。
恵那市出身のリコーダー演奏家・古楽研究家の古山和男さんが音楽監督を務め、古山さんが大学で教え、現在第一線で活躍する奏者たちが出演。「リコーダー協奏曲」ヴィヴァルディの「四季」ほかを、一部、舞踏付きで披露。
恵那ゆかりの齋藤順子さん、酒井和音さん、平野佳恵さん、渡邉典子さんが独唱、恵那高校音楽部が合唱で出演します。
同実行委員会は「地元で本格的なバロック音楽が観賞できる数少ない機会。『楽』を通して佐藤一斎先生の教えに触れていただきたい」と呼び掛けています。0573(26)3524。