患者や家族、医療者等、がんに関心がある人の対話の場「メディカルカフェ@東美濃 ぬくたあカフェ」が中津川市で始まりました。
順天堂大学の樋野(ひの)興夫(おきお)名誉教授が、医療現場と患者の“すき間”を埋める対話の必要性を痛感して実践している「がん哲学外来」から発展したメディカルカフェは全国で開催。東濃地域では4年前設立された「がんサポート東美濃」が月1回、瑞浪市でメディカルカフェを開いてきましたが、4月からは中津川市でも開催(第3土曜予定)することにしたものです。
当日は、医療関係者を含め11人が参加し、代替療法についての講話に続きフリートーク。6年前、がんを発症したというケアマネージャーの女性=恵那市=は、「自分の体験が役に立てば」と話していました。
5月は21日午後2時―4時、中津川駅前の同市にぎわいプラザ6階で開催。予約不要で、参加費はお茶代500円。
スタッフは「がんは日本人の2人に1人が罹患するといわれる病。不安や悩みを語り合うことで『解決しなくても解消しよう』とする場なので、どなたでも気軽に参加してほしい」と呼び掛けています。