結成50周年を迎えた中津川市付知町のフォークグループ「土着民」が23日午後3時から、地元の専用芝居小屋・鼓土里座(ことりざ)(恵北衛星センター隣)で記念コンサートを開きます。
今回は感染防止対策を徹底、完全予約制で、定員50人になり次第締め切り。木戸銭(入場料)2000円。
同グループは1971年、「全日本フォークジャンボリー」にかかわった熊谷和朗さん(70)らで結成。本業の傍ら「地域に根付いた仕事や生活のうた」を自作自演し、「聞く人を元気に」と歌い続けてきました。
2003年からは鼓土里座を拠点に活動し、コロナ禍以前は年数回、著名ゲストを迎えて公演。5年ごとにCDを出し、時には自作の“素人芝居”を演じ、「朴葉寿司を作って食べながら」野外コンサートを行うなど手づくりの活動を続けてきました。
コンサートでは、50周年記念のテーマ曲「土から生まれた詩〜土筆の詩」をはじめ、結成当時から今日までのオリジナルを演奏し、半世紀の活動を回顧。50周年記念オリジナルTシャツとCD(1500円、予約受付)を販売します。
熊谷さんは「50年間、活動を続けてこられたのは、仲間や家族、支えてくださった皆さんのおかげ。コンサートを区切りに、また新たな第一歩を踏み出したい」と話しています