中津川市下野でメダカの学校堂場を開くNPO法人「メダカの学校」(本部・名古屋市)の遠藤榮子理事長が著した『地球を助けて!!メダカのお願い』(A4判、カラー刷り、36㌻、英語対訳、1100円)が幻冬舎から、電子書籍と単行本で出版されました。
遠藤理事長は1992年「メダカが繁殖できる環境を取り戻せば、人が心身ともに健康に生きられる」とメダカの学校を設立。2001年NPO法人認証を受け、翌年、中津川市で自然療法による社会復帰支援施設を開設。全国から、重度のアトピー性皮膚炎患者などを受け入れ、自家農園で無農薬栽培した野菜中心の食事療法などを行っています。
同書は12年前出版され、出版社の都合で廃版になりましたが、世界的にSDGs達成の機運が高まる中、以前から実践してきた同NPOの理念を伝えるべく復刻。人間の自我が地球を汚し、昆虫やメダカなどを消してしまう。自然を破壊したのは人間だが、自然を取り戻せるのも人間。小川にメダカの群れが戻る日、地球の生命が蘇る」といった内容で、大きな反響を呼んでいます。遠藤理事長は「大災害やウイルスの脅威を予告する表現があり、自分でも驚いています。絵本を通じ、ひずみが出るのは何かが間違っているせいだと気付いてほしい」と話しています。購入はAmazon、または0573-72-3544メダカの学校へ。